弓道考察モノローグ

合い言葉は肩甲骨

メルカリカーボンの謎

お久しぶりです。

弓道読本のまとめを1回飛ばして、今回は小ネタを一つ書きたいと思います。

 

弓道を始めてジュラ矢しか使ってこなかった私ですが、とうとうカーボン矢を購入しました。

 

それもメルカリで。

 

本当は杉形のSSTなんかを買ってインサートを入れて使いたかったけど、まあ高い。

 

そんなこんなで気まぐれでメルカリのカーボン矢を見ていたらある商品を見つけました。

 

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※イメージ

 

経年変化はあるけど新品のカーボン矢、8025という記述がありノーブランドということ。

値段は送料込みで12,000円。破格だ。

 

ぱっと見ると、黒いシャフトには光沢があってジュラ矢みたいである。

仮にジュラ矢でも破格であることには変わりないが、、

 

銘柄などの刻印なしということだが、そんなカーボン矢は聞いたことがない。

KCカーボンのようにも見えるが、質問のコメントには商品説明がすべてと言う回答のみ。

 

"カーボン矢 ノーブランド" で調べて見ると以下のブログが出てきました。

 

なんとなく徒然日誌:弓道 謎のカーボン矢


おそらく同一商品のことだろう。

 

なるほど、どうやらカーボン製ではあるようだが結局詳細はわからず。

 

謎は深まるばかり、、、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なので、購入しました。


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※とても丁寧な梱包でした、ありがとうございます。

 

ものとしては筈込みで全長106cmで羽込みで32gほど。

外径は8mmだったのでたしかに8025くらいでしょう。

 

ちなみに全体が均一な太さの一文字でした。

 

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タブーだとは知っていたがものは試しにとパイプカッターでカットしたところうまく出来た。


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表面にはカーボン特有の繊維の模様が見える。


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切断した端材をペンチで潰すとカーボン繊維が織り込まれているのがわかる。

 

 

これで念願のカーボン矢を手に入れたと思ったが誤算があった。

98cmとなるようにカットして、2.5g(?)の同封されていた2015用の鏃をつけたところ全質量が32g。

 

重すぎる、、、

 

そもそも丈夫な鷲羽で作ったジュラ矢(インサートなし、前釣り0.5cm)が全質量30gだったので、それよりも軽いものが欲しかったのだが結局ジュラ以上に重くなってしまった。

 

まあ羽がターキーなので、かなり前釣り(約3cm)になったのだけは救いだった。

(実際に試したところ、当たり前だがかなり矢所が収束するようになった。)

 

 

そして、今回購入してみていくつか推測できたことがある。

 

一つはこの商品の出処である。

 

配送は匿名であったが、営業所はどこで受けたのか知ることができる。

その住所は九州地方で海沿いのあたりだった。

 

こういった土地には弓具が買えるお店などは限られて来ると思い、その土地の弓具店を探したところ去年店舗を移転した武具店が出てきた。

 

もしかしたらそのお店の店舗の在庫や倉庫整理で出てきたものかもしれない。

 

 

もう一つ推測できることはこの矢の材料はなんなのかである。

 

購入の決め手のひとつにおそらく何かのOEM品であるシャフトではないかという憶測があったのだが、その答えはかなり早く出た。

 

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矢をカットしてさっそく矢飛びを試すのに道場で知り合いと引いていたのだが、どうやらその知り合いの使っていたSYカーボンというカーボン矢と酷似している。

自分のは80で知り合いのものは75であるため太さは違うが、繊維の模様がかなり一致している。

トップコートは使用感の差はあるがたしかに触った感じもかなり似ていた。

さらにSYカーボンは猪飼弓具店の雷槌ともOEMの関係だと思われる。

 

銘柄は刻印されていないがおそらくこれらと同等品なのではないだろうか。

 

それにしてもカーボン矢は初めて使うが、スパインがしっかりしておりジュラよりも矢所がまとまる感じがある。

正直、このメルカリカーボンは侮れなかった。

 

心配していた重量は自分の16kgの並にとっては重かったが、矢所にはほとんど影響がなく安心している。

 

でも、やはり杉形のカーボン矢へのあこがれは拭いきれない、、、