弓道考察モノローグ

合い言葉は肩甲骨

回内・回外の違いを肩甲骨に着目した考察

こんにちは。

ブログの閉鎖宣言から8ヶ月くらいが経ちました。

実際その間も更新はしていましたが、、、

 

こちらの勝手な都合ですが、閉鎖を宣言した理由としては主にネタが切れたからと言うのと大学を卒業して引退したからでした

 

しかしなんだかんだ弓道を継続できていることと、ブログへのアクセスが安定して一定数あること、まだまだ考えられる弓道のことがあると思ったので不定期でブログを新規掲載していこうかと思います。

またよろしくお願いいたします。

 

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このブログで1番アクセスされている記事がこの記事です。

 

回内・回外の違いとは? - 弓道考察モノローグ

 

この記事では腕の回内・回外運動が人によって異なると言うことを書きました。

 

今回の記事では、もっと具体的にどこでその引き方が変化するのかと言う考察を書いていこうと思います。

 

また今回の記事では肩甲骨や鎖骨と言った骨の動きを主に説明するので、よろしければ以下の以前書いた記事をまずは参照してください。

 

「肩」とは何処のことか? - 弓道考察モノローグ

 

 

まず結論から述べると肘が内転型になるかどうかは弓構えで決定すると言うのが結論です。

 

弓構えの時に肘を落としていると、大三で肘は外転位を取ることが可能です。

一方で両肘を張り上げるとおおよその人が、肘の内転運動に伴って肩甲骨を内旋させてしまいます。

 

・弓構え


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※左が肘を張らずに落とした状態、右が肘を張って円相(?)を意識(?)した状態。(曖昧な書き方ですみません。)

 

打起し


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※左が肘を張らずに落とした状態からの打起し、右が肘を張った状態からの打起し

 

トレース線を消しても喉のあたりが良く見えており、2つの状態は違うものであるとわかると思います。

 


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ここでの違いとは肩甲骨と上腕骨の連続性が関係していると私は考察しています。


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※青い斜線のあたりに空間があるかどうかに着目すると違いがわかる。

 


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※左が肩甲骨を張らずに落とした状態から打起した肩甲骨と上腕骨の位置関係、右が肘を張った状態から打起した位置関係です。

 

肘を張り上げると言うことは先程も述べたように肘を内転させることと同じです。

 

そうすると、肩甲骨と上腕骨は鎖骨とただ一点でつながっているためバタフライのような動作をすることになるため一直線に並びます。

 

一方で肘を落とすというのは肘を外転させる動きになり、上腕骨と肩甲骨の緊張がほぐれて肩甲骨はリラックスして下に下げる動きが出来るようになります。

こちらは肘を張るものと対象的に空間を腕全体で下からすくい上げる平泳ぎのような動作になります。

こちらは肩甲骨と上腕骨を同時に動かさないので、慣れてくると肩甲骨と上腕骨を別々に動かすことが出来るようになると言うのが私の考えです。

 

もう一度肩甲骨に着目して打起しの動作を見てみましょう。


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※左が肘を張らずに落とした状態からの打起し、右が肘を張った状態からの打起し

 

線が少し混んできましたが、肩甲骨が弓構えからどの様に動かせるかと言うのがポイントだと考えられます。

肘を落として引いた場合は肩甲骨が肋骨の周辺を沿うように動き、肘を張った場合は肩甲骨は肋骨に覆いかぶさって越えるような動きをします。

 

ここまでが、私の考える肘の挙動の考察です。

肘を落として引いた場合は、このまま肩甲骨が後ろに戻らないように引けると会のときに肘が外転位に近い状態になると考えられます。

 

一方で肘を張って弓構えをした状態から始めると、会のときには肘が内転した状態になると考えられます。

 

どちらの引き方がいいと言うことではないですが、おそらくこれが動作の違いの根本的な理由ではないでしょうか。

 

個人的な見解としては、肘を張るの引き方は武射系に多くて、肘を落とすのは礼射など比較的新しい引き方という印象です。

 

私自身は三年間肘を張って引いて、骨折してから肘を張らない引き方に転向しました。

 

閲覧ありがとうございました。